バンブー素材のメリットとデメリット!サステナブルで子どもにもおすすめ?

子育て

SDGsの広まりで最近は、サステナブル素材として竹(バンブー素材)で作った商品の人気が高まっているそうです。

私が先日息子たちに買ったランチプレートも、バンブーファイバーで作られたものでした。

でも「バンブー素材」と言われても実際はどういうものなのか…よくわからないですよね。

そこで、この記事を読むと

・改めて、SDGsってなに?
・バンブー素材とはどんな種類があって、どんなメリット・デメリットがある?
・サステナブルじゃないバンブー素材もある!?

がばっちりわかるようまとめてみました!

そらなむ
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実は【バンブー】製だからといってサステナブルとは限らないんだって!

バンブー素材について知りたい人、エコでサステナブルな素材『竹』に興味がある人におすすめの記事だよ!

SDGsとは「持続可能な開発目標」のこと

SDGsとは「持続可能な開発目標」のこと

SDGs(エスディージーズ)とは、

S:Sustainable(サステナブル=持続可能な)
D:Development(ディベロップメント=開発)
G:Goals(ゴールズ=目標)

【持続可能な開発目標】のことです。

SDGs中の「サステナブル」の定義については以下のように示されています。

「サステナブル(Sustainable)な社会」とは、「持続可能な社会」を意味します。それは、地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに、ずっと生活をし続けていける社会のことです。

サステナブルな社会へ|Benesse

SDGsについては、外務省のSDGsとは?」にさらに詳しい情報が載っています。

『竹』はサステナブルな植物

『竹』はサステナブルな植物

竹は昔から日本人にとって身近な素材で、箸や竹とんぼ、竹馬など日用品から遊び道具まで様々な用途で使われています。

そんな竹が近年、エコでサステナブルな素材として注目されつつあります。

竹がエコでサステナブルな3つの理由

竹がエコでサステナブルと言われる理由がこの3つです。

①成長が早く、再生力にも優れている。
 木に比べて成長が早く、伐採してもまた伸びてくる。

(種類にもよるが1日で1m以上伸びる竹もあるそう。)

②安価で安定して手に入る。
 成長が早く、広く栽培されていることから安価で入手可能。

③環境にやさしい。
 農薬や肥料がほとんどいらず、水も雨水程度で栽培ができる。
 きちんと伐採管理されている竹林なら、森林より30%以上も多く酸素を作り出す。

そらなむ
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環境を汚すことがなく安価で安定して手に入る素材だからサステナブルなんだね!

竹を加工したバンブー素材3種類

竹を加工したバンブー素材として、本記事では以下の3つを解説していきます。

・バンブーファイバー
・バンブーリネン
・バンブーレーヨン

竹そのものから作る『竹細工』『竹製品』は本記事では扱いません。

バンブーファイバーはプラスチックの代替素材

バンブーファイバーはプラスチックの代替素材

バンブーファイバーは、農薬や化学肥料を使っていない自然で育った竹の繊維を原料とする素材です。

竹の繊維をパウダー状にして樹脂やコーンスターチなどで固めているので、プラスチックに代わる自然素材として注目されています。

プラスチックは自然界において分解が非常に難しく、世界的にもプラスチックごみが問題となっています。

一方バンブーファイバー製品は化学物質が含まれていないため、燃やしてもダイオキシンなどが発生しません。

その上、土に埋めると微生物によって生分解(有機化合物が水や空気、鉱物、無機化合物などにまで分解されること)されます。

つまり、土に埋めておくことで数年で土に還るというまさしくエコな素材です。

そらなむ
そらなむ

いくら分解されるからといって、毎回使い捨てにするのはおすすめしないよ。
普通の食器と同じように洗って再利用するのがエコだよね♪

バンブーファイバーは安くて軽くて丈夫!

バンブーファイバーのメリットはこの5つです。

1.軽い
2.割れにくい
3.環境にやさしい
4.比較的安価
5.デザイン豊富

それぞれについて詳しく解説します。

1.軽い
とても軽く持ち運びに便利です。
重ねて持ち運んでも重すぎないので、キャンプやピクニックなどにも使えます。

2.割れにくい
しなやかで多少落としても割れることはありません。
子ども用の食器などに使っても割れてしまう心配をしなくてOK。

3.環境にやさしい
先述した通り、土に埋めると数年で生分解されます。
燃やしてもダイオキシンが発生しません。

4.比較的安価
100円ショップでも購入できるリーズナブルさです。
新素材は高価なイメージが強いものの、原材料が安価なためそこまで高価になりません。

5.デザイン豊富
キャンプ用品などはシンプルなデザインが多いですが、子ども用食器などはデザイン豊富でかわいい・おしゃれなものも多いです。

バンブーファイバーは耐熱性が低い

バンブーファイバーはどの商品にも共通しているデメリットがあります。

電子レンジや食器洗い乾燥機の使用ができない

バンブーファイバーは商品によりますが、耐熱温度は70〜120度くらいで一般的なプラスチックとほぼ同じです。

耐熱温度は変わらないのに、なぜバンブーファイバー製品はレンジも食洗機も使えないのでしょうか?

それは竹の性質である【優れた吸水性】と【耐熱性の低さ】に原因があります。

プラスチックと異なりバンブーファイバー製品自体が水を吸うため、レンジにかけると製品が非常に熱くなってしまいます。

その熱により変形したり、急激な冷却によって割れてしまうのです。

同じ理由から食洗機もバンブーファイバー製品には使わないようにしましょう。

そらなむ
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吸水性の面から漂白剤の使用やつけおき洗いも避けた方がいいみたい。

使用上の注意をよく読んで使おうね!

バンブーリネンはコットンの代替素材

バンブーリネンはコットンの代替素材

バンブーリネンは竹から繊維を取り出したもので、コットンに代わる天然繊維の素材として注目されています。

竹からそのまま取り出した繊維はとても短く、単紡(竹繊維だけで紡いで糸にする)はできません。

そのため一般的に世に出回っているバンブーリネンは、綿と混紡して糸(バングロ糸)にしています。

しかしバングロ糸は良く言うと「竹の質感を感じられる」糸です。

悪く言うと「チクチクしてそのままでは身に付けられない」といった特徴があります。

そのため布帛(織物)にしてさらに加工をすることで、サラッとした肌触りになり服やマスクなどの製品を作ることができるようになります。

ここまでの工程が非常に難しく、残念ながら今はまだ製品としてはあまり多く出回っていません。

バンブーリネンは竹本来の抗菌消臭効果が期待できる

バンブーリネンのメリットはこの2つです。

1.通気性が良くサラサラで乾きやすい
2.竹本来の抗菌消臭効果が期待できる

バンブーリネンは竹からそのまま繊維を取り出しているため、竹の良さを味わうことができます

さらさらで滑らかな肌触りはシルクのようだと言われるほど。

天然素材で肌への刺激も少ないので、敏感肌の人やお肌がデリケートな赤ちゃんにもピッタリです。

また、ここ数年でマスクが必須となりましたが、布製マスクはにおいがつきやすく口臭や唾液で臭くなることがありますよね。

しかしバンブーリネンで作ったマスクは抗菌消臭効果のおかげで臭くなりにくいと言われています。

また、通気性がいいので呼吸がしやすいという良さもあります。

そらなむ
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マスク特有の息苦しさでお悩みの方は、1度試してみると良いかも!

バンブーリネンは糸を作る段階で技術力が必要

先ほども書いた通り、バンブーリネンは竹の繊維をそのまま取り出して糸や生地に加工する工程が非常に難しいです。

生産に高い技術力が必要なため、バンブーリネンのデメリットはこの2つがあげられます。

1.世に出回っていないので入手しにくい
2.バンブー製の割には高価

バンブーレーヨンはサステナブルではない?

人体や環境に悪影響な薬品(イメージ)

バンブーレーヨンは竹の繊維を化学反応で取り出したもので、レーヨンやキュプラと同じ化学繊維の素材です。

バンブーレーヨンもバンブーリネンと同じくさらっとした滑らかな肌触りが特徴です。

バンブーレーヨンは一般的なレーヨンなどの再生繊維を作る工程で作られます。

バンブーレーヨンの作り方

①竹の繊維を化学薬品で溶かし、アルカリ水溶液中に溶解する。
②この水溶液を硫酸ナトリウムなどで繊維化、紡糸する。

簡単にいうと「薬品を使ってドロドロに溶かした繊維をもう1度薬品で糸にする」ということです。

ここで使われる薬剤がとても危険な化学薬品で、人体や環境に悪い影響があると言われています。

これがバンブーリネンとの大きな違いであり「サステナブルではない」と言われる理由の1つです。

バンブレーヨンも竹の抗菌消臭効果があると言われていますが、1度溶かして繊維化しているので竹本来の効果が期待できるかは正直わかりません。

そらなむ
そらなむ

サステナブルは「地球の環境を壊さず、資源も使いすぎず、未来の世代も美しい地球で平和に豊かに…」だったね。

人体や環境に悪影響のある薬品を使うことやその薬品が流出して自然を破壊するかも、ということを考えると「サステナブルな素材だ!」とは言いきれないのかな…

まとめ

バンブー素材について、サステナブルの観点からまとめると…

・竹は環境を汚さず安定して手に入るサステナブルな植物である。
・3種類のバンブー素材のうち「バンブーファイバー」と「バンブーリネン」はサステナブルである。
・「バンブーレーヨン」は生産工程で人体や環境に有害な薬品を使っているため、サステナブルとは言いきれない。

サステナブル素材であることを理由にバンブー製品を購入するのなら、「バンブーファイバー」と「バンブーリネン」を選びましょう

そらなむ
そらなむ

バンブーファイバーはプラスチックの代替素材として、バンブーリネンはコットンの代替素材として今後ますます人気が出るかも!

バンブーファイバーで作られた食器は丈夫で軽くて、子ども用の食器としてとても使いやすいです。

また、キャンプやお家でピクニックが人気のいま、薄く持ち運びに便利なバンブーファイバーの食器はピッタリですね!

バンブーリネンは今回紹介したマスクはもちろんのこと、吸水速乾であることから赤ちゃんのスタイや子どもの肌着などにも良さそうです。

これから技術の向上でもっとバンブーリネンの生産が簡単になると、そうした商品も増えてくるかもしれません。

こちらの記事で『バンブー素材でできた子育てグッズ』を紹介しているので、気になった方やプレゼントを探したい方は見てみてください♪

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