子どもが色々なモノやコトに興味をもち始めると、図鑑が欲しいなと思うママ・パパもいますよね。
でも初めて図鑑を買おうにも「図鑑ってたくさんあってよくわからない…」と迷う人もいるはず。
そんなママ・パパにおすすめの図鑑が、学研プラスの『はっけんずかん』です!
子どもが夢中になれるしかけがいっぱいの『はっけんずかん』を、保育士ママのそらなむがどこよりも丁寧に紹介していきます♪
実際に我が家にある『はっけんずかん』の写真多めで紹介していくので、ぜひ図鑑選びの参考にしてみてね!
子どもの興味によって選べる全8タイトル
『はっけんずかん』シリーズは全部で8種類あります。
初めて図鑑買うなら、子どもの好きなジャンルや興味のあるジャンルを選びたいですよね。
『はっけんずかん』シリーズは8タイトルもあるので、きっと子どもが楽しく読める図鑑に出会えるはずです!
うちの息子はのりもの大好きだから、1冊目は『はっけんずかん のりもの 改訂版』だったよ!
はっけんずかん 改訂版や新版って何?
タイトルによって改訂版や新版などがついているのが気になった人もいるかもしれません。
この『はっけんずかん』シリーズは内容がリニューアルしているので、新しい図鑑には「改訂版」や「新版」とつけられています。
先ほど紹介した8タイトルが、2022年現在の最新版となっています。
情報が更新されているから、時代とともに名前が変わったり無くなってしまったりして「内容が古すぎる!」なんてことにはならないです。
例えば『はっけんずかん のりもの 改訂版』では、「いろいろな れっしゃ」のページに全国各地の特急や路面電車、貨物列車などが集められています。
『はっけんずかん のりもの 改訂版』は2015年発行でこのページのほとんどが今も運行している列車たちです。(『とっきゅう スペーシア』のみ廃車)
『SL ぎんが』は2023年春に運行終了、『ロマンスカー はこね』は2023年秋頃に運行終了が予定されています。
のりものは特に「今は走っていない」とか「名前が変わった」とかが多いから、今後もリニューアルがあるかもしれないね!
『はっけんずかん』3つのおすすめポイント
「はっけんずかんのココが子どもにハマる!」ポイントがこちらです。
『はっけんずかん』の魅力の1つがイラストページと写真ページがあることです。
実はこのイラストと写真に、子どもがつい夢中になっちゃう秘密があるんです!
しかけとびらでイラストが変わる
イラストページでは、モノが街や自然の中でどのようにしているのかがわかるようになっています。
イラストページを眺めているだけでも面白くて、子どもは色々な発見をしてくれます。
例えば『はっけんずかん うみ 改訂版』では浜辺の生き物のイラストページがあります。
うちの3歳の息子は初めてこのページを見たとき、たくさんの発見をしていました。
ママ・パパやお子さんはどんなことに気が付きますか?
息子はこのごく一部のカットの中でも「え!青いカニがいる!」「なんでお手紙があるの?」「虫がブーンってしてる!」と見つけていました。
まさに『はっけんずかん』ですよね。でも、それだけではありません。
このイラストページには画像を見てわかるように、しかけとびらがいくつもあります。
先ほど息子が見つけた「飛んでる虫」を見てみると、左に「とびはぜ」という魚がいます。
その「とびはぜ」のしかけとびらを開くと…
なんと、とびはぜは砂の上をはねて飛んでいた虫を食べてしまうんです!
他にも「え!そんなことするの⁉︎」と驚くこと間違いなしのしかけとびらがいっぱい!
大人も子どももワクワクしちゃうね♪
クイズで子どもとの会話が弾む
イラストページにはしかけとびらの他に、いくつか吹き出しでクイズが書かれています。
『はっけんずかん でんしゃ・しんかんせん』の修理工場のイラストページには、N700系のぞみの修理の様子が描かれています。
下の方に「しゃりんの ぶぶんを てんけんする ときは どうするのかな?」って書いてあるね。
この時に親子で一緒に「下から見るのかな?」「でも車輪全部は見えないね」と考えてみると面白いですよね。
クイズの答えはもちろん、しかけとびらをめくるとちゃんと出てきます。
電車が好きな子は思わず「わぁ、すごい!」となると思いますよ!ぜひ実物で見てみてくださいね♪
写真いっぱいの図鑑で興味津々
写真ページはイラストページで紹介した、モノの仲間や関係のあるモノを集めた図鑑になっています。
先ほど紹介した『はっけんずかん うみ 改訂版』の「うみに いって みよう」の次ページでは、「すなはまや いその いきもの」を写真で紹介しています。
前ページで見たモノや仲間について少し解説しているので、イラストと写真図鑑ページを行ったり来たりして楽しむことができます。
息子は写真を見てからイラストページのどこにいるか探していたよ。
「コレさっきいなかったね、なんて名前なのかな?」と聞く姿も!
イラストと写真のページが交互に出てくるから、見比べたり実物に興味を持ったりすることで、子どもの「もっと知りたい!」につながります。
『はっけんずかん きょうりゅう 新版』だけは恐竜の実物写真がありませんが、化石のページのみ写真での紹介です。
ティラノサウルスの頭の骨だけでもすごい迫力!
この骨の他にも恐竜の糞や実際の足跡など、興味深くてつい説明文までじっくり読んでしまうはずですよ。
『はっけんずかん』シリーズの内容は?
『はっけんずかん』の書誌情報や内容、私が気に入っているところを紹介していきます。
今回は全タイトル最新版を扱っています。旧版は少し内容が異なる場合があるので、注意してくださいね。
一応3〜6歳向けの図鑑だけど、厚紙で作られているから結構頑丈!
息子は2歳になる前から楽しく読んでるよ♪
はっけんずかん どうぶつ 改訂版
絵:山口 まさよし
監修:今泉 忠明
出版社:学研プラス
定価:本体1880円+税
ページ数:36ページ
発行年月日:2015年9月8日
ライオンやキリン、しまうまなど有名な動物はもちろん、名前も聞いたことないような珍しい動物も写真付きで解説しています。
『はっけんずかん どうぶつ 改訂版』で、私のお気に入りはこちら!
動きのある動物たちのイラストが素敵で、特にこのゾウの親子の表情が嬉しそうなのが良い!
いろいろな場所で動物たちがどのように過ごしているのか、細かいところまでイラストがこだわっているので隅々まで見て楽しめます。
動物に興味が出てきて、初めて分厚い図鑑を買うならとってもおすすめです。
はっけんずかん のりもの 改訂版
絵:西片 拓史
監修:大山 昌夫
出版社:学研プラス
定価:本体1980円+税
ページ数:36ページ
発行年月日:2015年12月1日
コンクリートミキサー車や救急車などのはたらく車や電車、船、飛行機などいろいろな乗り物が幅広く載っています。
『はっけんずかん のりもの 改訂版』で、私のお気に入りはこちら!
しかけとびらで、はしご車のはしごがグイーンと伸びて、怪我人を救助している場面です。
ここで注目したいのがはしごの基部(根本部分)です。
操縦席があって、そこからはしごを操縦しているというイラストがなんとも細かい!
ママ・パパはここに操縦席があるって知っていましたか?
こういう細かいところまで楽しめるから夢中になっちゃいます。
はっけんずかん たべもの
絵:さこ ももみ
監修:渋川 祥子
出版社:学研プラス
定価:本体1980円+税
ページ数:36ページ
発行年月日:2015年11月26日
子どもの身近にある食材や料理が、どのようにできているのか野菜はどうやって生長するのかなどたくさん「食」に関する発見ができる図鑑です。
『はっけんずかん たべもの』で、私のお気に入りは大好きなお寿司がいっぱい並んだ写真ページです。
とっても美味しそうなお寿司ばかりですよね。
思わず「今日の夜ご飯はお寿司かな〜!」って考えちゃう!
子どもと「どれが好き?」なんてお話ししながら見るのもきっと楽しいですね♪
はっけんずかん きょうりゅう 新版
絵:工藤 晃司
監修:真鍋 真
出版社:学研プラス
定価:本体1980円+税
ページ数:36ページ
発行年月日:2016年4月26日
今では決して見ることのできない恐竜たちがどのように過ごしてきたのか、しかけとびらでわかりやすく解説しています。
『はっけんずかん きょうりゅう 新版』で、私のお気に入りはこちら!
このオルニトムスという恐竜は、求愛のためにダンスをするそうです。
恐竜から進化したと言われている鳥の仲間にも求愛のためにダンスで求愛する種類がいますよね。
ダンスでメスを誘うってかわいい!こんな昔から同じ習性のある生き物がいるんだね。
しかもこのオルニトミムスは敵に襲われると羽で飛ぶのではなく、立派な脚で走って逃げるそう。
そんな意外な特徴も恐竜の面白いところです。
唯一実際に見ることのできない生き物なので、このはっけんずかんで子どもと一緒に学んでみてくださいね!
はっけんずかん むし 新版
絵:小堀 文彦
監修:海野 和男
出版社:学研プラス
定価:本体1980円+税
ページ数:36ページ
発行年月日:2016年7月15日
自然の中で暮らすむしたちがどうやって食べ物を捕まえるのか、どのように成長するのかなど、むしの秘密がぎゅぎゅっと詰まった1冊です。
『はっけんずかん むし 新版』で、私のお気に入りは世界のむしたちを紹介した写真ページです。
なんとこのページで紹介しているむしは全部実物サイズ!
「オバケオオウスバカミキリ」というカミキリムシは世界最大で、体長約20cmあるそうです。
ぎょえーー!これは虫が苦手な人には大きすぎてこわいよ!!
こんな衝撃的なむしの生態や身近にいるむしたちがたくさん載っているので、子どもと一緒にママやパパもぜひ虫好きになってくださいね♪
はっけんずかん うみ 改訂版
絵:西片 拓史
監修:武田 正倫、河戸 勝、今泉 忠明
出版社:学研プラス
定価:本体1980円+税
ページ数:36ページ
発行年月日:2017年6月29日
海に住む生き物がどんな工夫をして暮らしているのか、深海から氷上までさまざまな海の生き物の秘密がわかる図鑑です。
『はっけんずかん うみ 改訂版』で、私のお気に入りは「ナンヨウブダイの眠り方」です。
しかけとびらをめくると、ナンヨウブダイは夜のあいだ自分で出した粘液に包まれて寝ています。
なんでそんな眠り方してるの?って気になるよね。
調べてみると、粘液によって自分の匂いを消して敵から見つからないようにしたり、寄生虫から身を守る役割をしているそうです。
『はっけんずかん』は専門的な図鑑に比べて、文章が少なくて小さな子どもでもわかりやすい図鑑になっています。
そのため「もっと知りたい!」とさらに調べることができ、知識を深めるきっかけにもなると思いますよ。
はっけんずかん しょくぶつ
絵:澤田 知恵子
監修:須田 研二
出版社:学研プラス
定価:本体1880円+税
ページ数:36ページ
発行年月日:2014年3月6日
花の咲き方や季節によって咲く花の違いなど、身近な植物についてわかりやすく知ることができます。
『はっけんずかん しょくぶつ』で、私のお気に入りは「夏の草花が夜になるとどうなるのか」がわかるしかけとびらです。
はっけんずかんシリーズの中でもかなり大きなしかけとびらで、1ページのほぼ半分がめくれるしかけになっています。
昼と夜でどう違っているのか、めくったり戻したりして見比べるのがとっても楽しいページです。
やさしい説明とかわいい色合いのイラストで、小さな子どもにもおすすめの図鑑だよ!
はっけんずかん でんしゃ・しんかんせん
絵:西片 拓史
監修:松尾 定行
出版社:学研プラス
定価:本体1880円+税
ページ数:36ページ
発行年月日:2014年7月8日
電車や新幹線の中や周りにはどんなものがあるか、しかけとびらで楽しく学べます。
『はっけんずかん のりもの 改訂版』よりも、電車や新幹線がくわしくわかる図鑑になっていますよ。
『はっけんずかん でんしゃ・しんかんせん』で、私のお気に入りがこちら!
人でにぎわう駅の様子のイラストです。
なんといっても、絵が細かいところまでこだわりだらけ!
お客さん1人1人の表情や「何をしているところかな?」と想像できる動きのあるイラストが面白くて、隅々まで見て楽しめます。
その上しかけとびらもたくさんついていて、自然とめくって中を見たくなりますよね♪
『はっけんずかん』はしかけと写真が面白い!初めてにもおすすめ
学研プラスの『はっけんずかん』について写真多めで紹介してきました。
『はっけんずかん』はイラストと写真で構成されたわかりやすい図鑑で、たくさんのしかけとびらが子どもを夢中にさせてくれます。
特に「子どもに初めて図鑑を購入する」というママやパパに、おすすめはこの3タイトルです。
子どもにとって身近なものがメインテーマで、説明も比較的優しめなのでまずはこの3冊から子どもの興味のあるタイトルを選んでみても良いかもしれません。
全部興味深くてハズレのない図鑑になっているので、3歳くらいになるとどれも楽しく読めると思いますよ!
ぜひ楽しく図鑑を読んで、「もっと知りたい」という気持ちを育ててあげてくださいね♪
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